デジタル小電力コミュニティ無線(以下、LCR)の長所と短所 : ちばKW10局(旧、チバKW10局)

先日、初めて、QSO(交信)ができたので、それをもとに私なりの長所と短所を書きたいかなと思います。

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実は、ヤフオクで市場価格より、安く手に入れることができました。
ちなみに、買ったのはこちらです。

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アルインコ(Alinco) (ALWL9)
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んで、いろいろ設定をいじっていたら…

ほぼすべてがリセットされていますが、通話履歴が残っていました。
通話の内容はもちろん残っていませんが、位置情報がばっちり残っていました。

履歴から、緯度、経度を入力して、GoogleMapで検索する。
検索キーワードは

「xxx°xx.xxxx' xxx°xx.xxxx'」

例えば、「北緯:35:41.1208 東経:139:45.1607」だった場合、GoogleMapの検索フォームに

「35°41.1208' 139°45.1607'」

と入力すると、そこの情報が出てきます。
＃ちなみにこの場所は皇居ですｗ

非常に便利なのと同時にちょっと怖いなと思いました。

まだ、試したことないのですが、オールリセットをかけても、もしかしたら、消えない仕様になっているのかもしれません。
試した人がいましたら、よろしくお願いいたします。

長所は、以下の通り。

何と言っても、アンテナの交換ができる
ハンディ用のアンテナでしたら、ほぼ対応しています。
＃というのも、ハンディ用のアンテナで、2.14dbi(2.15dbi)を超えることはほぼ不可能だから。
＃もし、それ以上の利得が出るハンディ用のアンテナがあったら、ご連絡のほどよろしくお願いいたします。
んで、0.5Wなので、特定小電力トランシーバーより、飛ぶ
0.01Wの特定小電力トランシーバーと違い、約50倍の出力が出ます。
手続き不要、すぐ使える
デジタル簡易無線(以下、DCR)のような手続きが不要なので、買ってすぐに使えます。
しかも、デジタルなので、音質はきれい
デジタルなので、音声がキレイです。
チャンネルが空いている
使用している人が少ないので、混信とかがほぼありません。
FMラジオとして使える
なんと、FMラジオが搭載されています。
ワイドFMにも対応しているので、AM補完放送も聴こえます。
もしかしたら、Es(Eスポ)が期待できるかも?
VHF帯なので、Esでの長距離通信ができるかもしれません。
ただ、デジタルなので、なかなか難しいところはありますが…

短所は、以下の通り。

位置情報がモロバレ
それがいいか悪いかはさておき、相手側に位置情報が必ず載ります。
なので、うっかり自宅からの運用だと、もろバレになってしまいます。
バレてもいい場所からの運用をお勧めします。
電源が入っているだけでも、位置がばれる可能性がある
これは、「位置情報サーチ」という機能で利用できます。
ただ、アルインコ製には、裏技があり、サーチしにくくする方法があります。
＃詳しくはググって
デコード(復調)がクソ
お世辞にも、デコードがいいとは言えません。
聴こえるときは聴こえますが、聴こえないときは全く聴こえません。
VHF帯なので、ノイズに弱い
VHF帯なので、宅内のノイズに影響されまくりです。
私の宅内は常に3くらいSメーターが振っています。
周波数帯が飛び飛び
1ch～9chが142MHz帯で10～18chが146MHz帯で飛び飛びになっています。
なので、1～9chと10～18chは違うモノと考えたほうがいいでしょう。
機能の割に値段が高い
この値段でしたら、多少めんどくさくても、DCRのほうがいいです。
なので、使用している人が少ない
上記の短所が重なり、使用している人が非常に少ないです。