なぜデジタル簡易無線(以下、デジ簡)なのか?



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目次

4アマでもいいじゃん

不特定多数の人と交流するのであれば、第4級アマチュア無線技士(以下、4アマ)でもいいと思います。
もちろん、講習を受ければ、試験しなくても(修了試験には合格しないといけないけど)、資格が取れます。

でも、気軽にとれるものじゃない

でもね、気軽にとれるものじゃないし、レジャーで使えるものでもない。
#例えば、サバゲーとか

なので、登録するだけで色々使えるデジ簡でいいじゃんと思ったわけです。

最終的にやりたいこと

デジ簡の仕様を見ると、データ通信もできるとのこと。
#といっても、正式な仕様書は購入しないと閲覧できないので概要

本当は、データ通信を行って、インターネットに直接接続しなくても、データのやり取りができるというのが一番ベストなんですが、いかんせん、デジ簡用のデータ通信モジュールが売っていない(っていうか、めちゃくちゃ高いし、登録局用のは少ない)んです。

でも、せめて、16進数を音声(口頭)で伝達して、ビットコインを送付できればいいなぁと思うのが、最終的な目標だったりします。
#モールス信号でもいいという話もありますがww

なんか、過去にもアマチュア無線でビットコインを送付したという記事があった

この記事によると、ビットコインのサイドチェーンであるライトニングネットワークを利用して、ビットコインを送付したという話なんですが、これを実践する前まで、両者ともインターネットに接続されていた状態だったらしいです。

なので、私がやりたいコトとは、ちょっと違っていたりします。

間接的にでも、メインチェーンに載せたい!

直接インターネットに接続できない状態なので、メインチェーンに書き込むことはできませんが、代理で書き込むことは可能です。

フローにするとこんな感じ

  1. インターネットに接続していない人(仮にA)のウォレットの公開キーをインターネットに接続できる人(仮にB)に渡す
    これによって、Bは、Aのウォレット内のUTXO(簡単に言うと残高)を取得できます。
    Aの秘密キーはAしかもっていません(そりゃそうだけど)w
  2. 受け取るときは、Bは、AのウォレットのアドレスをAに送金したい人(仮にC)に教えます
    まぁアドレスさえ知っていれば、誰からでも受け取ることができますがw
    この時、Bが嘘をつく可能性があるので、CはAに直接アドレスを教えてもらう必要があります。
  3. Aが支払いたいときは、Bからいくら(残高)あるかを聞き、確認する
    Aは直接インターネットに接続できないため、そうするしか方法がない。
  4. 残高を教えてもらったら、AはBに対し、支払いたい人(仮に、D)のアドレス宛の支払処理を行ってもらう
    この部分は、Bにしかできなかったりします。
    ただし、Bが嘘をつく可能性があるため、Aは、Dから直接ビットコインのアドレスを聴く必要があります。
  5. Bは、Aの指示に従い、D宛の支払処理のファイル(っていうか、16進数)を作成する
    この時、Fee(送金手数料)のことも考えないといけないので、それもAの指示に従って、作成する。
  6. 出来上がった支払処理のファイルの中身を口頭でAに伝える
    重要な点その1
    ここで、本格的な取引処理に入ります。
    Aのウォレットから、ビットコインを取り出すとき、Aの秘密キーで署名しないといけません。
    なので、支払処理のファイルの中身(16進数で大体492文字くらい?)を口頭で伝えないといけません。
    これ、結構大変。
    データ通信ができれば、一瞬に終わってしまいますが、口頭で伝えるのは、(多分)至難の業でしょう。
  7. Aは、受け取った支払処理に署名する
    重要な点その2
    内容が間違っていないかを確認して、秘密キーで署名をします。
    そうすると、署名済みの支払処理ファイルが出来上がります。
  8. Aは、出来上がった署名済み支払処理のファイルの中身を口頭でBに伝える
    重要な点その3
    またまた、大変な口頭伝達。
    これも、大体492文字くらいあります。
  9. Bは、受け取った署名済み支払処理をビットコインネットワークに流す
    重要な点その4
    受け取った署名済みの支払処理をビットコインネットワークに流さないといけません。
    でないと、いつまでたっても、支払いが完了しません。
  10. Bは、流した支払処理をブロックチェーンに書き込まれたことを確認する
    ただ、流しただけでは、処理完了にはなりません。
    ブロックチェーンに書き込まれないと意味がありません。
    この時、送金手数料をケチるといつまでたっても、ブロックチェーンに載せることができない状態になります。
  11. 3確認したら、Bは、Aに支払いが完了したことを報告する
    基本的に、3確認(ブロックチェーンに格納されてから3個目のブロックができた状態)したら、送金が完了したということになります。
    なぜ、そうなのか?
    詳しいことは調べてもらいたいのですが、ブロックに格納されても、そのブロックが廃棄される可能性があるからです。
    なので、ビットコインの送金は遅いという理由なんです。
    本当は6確認しないといけないのですが(ビットフライヤーは6確認)、今のハッシュレートだったら、3確認でも十分信用ができます。

ここで大いなる問題点

ここで実は大いなる問題点があります。

そうです。
Bを100%信頼しないといけません。

Aの残高が見られるのは、ネットワークにつながっているBだけです。
なので、Bを信頼しないといけません。
あと、支払処理自体は、Bが作ることになりますので、間違えた情報で作成されて(実はD宛でなく、他の誰か)、そうとも知らずに署名してしまったら、大変です。

なので、Aは、Dに直接ビットコインのアドレスと金額を確認しないといけません。

課題が多いの難点ですが、これが実現可能な方法

課題は多いですが、これが実現可能な方法だと思います。
これをいつかしてみたいなぁと思い、デジ簡の世界に手を染めました。
デジ簡であれば、そういうことも、気軽にできるからです。

どんな状態であっても、インターネットに接続できるように準備しないといけないのが私のポリシー

どんな状態であっても、インターネットに接続できるようにしないといけません。
私にとって、インターネットは、空気みたいなものです。
もし、インターネットがなくなってしまったら、死んでしまいます。
#実際、仕事を失って、本当に死んでしまいますがw

昨今、何があるかわからない状態にあります。
#戦争とまではいかなくても、気象災害(地震や台風等)

なので、今のうちに、意地でも、インターネットに接続できるように準備しておかないといけません。

デジ簡の話からずれてしまった

ちょっとデジ簡の趣旨とは違いますが、デジ簡で気軽にデータの送受信ができるように各社頑張ってもらいたいものです。
#他力本願時w




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